日本のGDP1月から3月、年率2.1%増も内容が悪い
こんばんわ。ぽん太です。
狂ったように暑いですね。今日は冷房を開放して過ごしました。
都内は熱がこもりやすくて、冷房をしっかりつけていかないと、 熱中症で死亡してしまうことがあるのでしっかりと冷房を付けて夏を過ごしましょう。
気温の変化が激しすぎて、春物の服を着る暇もなかったですし体がついていきませんね。
さて今日は、先日発表があったGDPの発表が年率+2.1%と出ましたが非常に内容が悪かったということを お伝えしたいので記事にまとめようと思います。
日本の1-3月のGDP成長率は予想外の年率2.1%
全体で年率+2.1%となり一時的に日経平均は上昇しましたが、その後すぐに 下落しました。
GDPの成長率が予想外の好調であったため一時的に買いが入りましたが、内容に気づいた 投資家たちがすぐに売却に入ったためと思われます。
その内容とは、下記の通りです。
民間消費 : 前期比-0.1% 設備投資 : -0.3% 輸出 : -2.4% 輸入 : -4.6%
あれれ、おかしいな。
今までプラス成長って言っていたのに、出てくる項目が全てマイナスです。 ここにはGDP統計の秘密がありました。
ポイントは、輸出入の増減はGDPに大きな影響をもたらしています。 輸出が増えると、国内で生産したものが海外で購入されるため国内での生産はプラスに押し上げられます。
しかしながら、輸入が減ると統計上、国内総生産を押し上げる効果があるのです。
ということで国内での消費が減って前期比-4.6%となっており、ここがGDPを押し上げる結果となり 数字上のGDPが押し上げられたことになります。
今後の日本経済について
日本経済の主力となっている製造業のPMIは絶賛50を割り込んでおり、製造業の生産は縮小している傾向にあります。
GDPも内容を見る限りでは縮小しているため、この結果が半年続けば日本は不景気に突入したということになりますね。
そこに10月には消費税増税が控えており、これはもう・・・。
特に日本株に投資をしている方は、10月の増税に向けて経済がどのように推移していくのかを注視していかなけらばならないと思います。
不景気に入ると、転職もできなくなりますし、給与もさらに上がらなくなる。。。
このブログの99%の読者の方は日本からのアクセスですので、一緒に注視していきましょう。
減税という選択肢はないのか・・・